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執筆者の写真お寺暮らしのひろか

生飯- sa ba -


曹洞宗の修行道場では、食事前に己のお膳から7粒ほどの米粒を取り分け、他者へ施しをする「生飯」という作法があります。

私がこのお食事をいただける事への感謝、そして困っているものへ幸せのおすそわけをするのです。

その優しさは回り巡ってさらに大きな幸せとなって己へ返ってきます。(この循環を「回向」と呼びます)

これらを執り行う法要が「施食会」なのです。

あなたは今日 何を回り巡らせますか?


令和二年 七月 寺嫁のひとりごと 正寿 宏香 合掌



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