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玄関

執筆者の写真: お寺暮らしのひろかお寺暮らしのひろか

昔の日本には、現代でいう玄関というものは特になく、「茶室」や「書院」など大切な人を迎える家の中でも一番良い場所を「玄関」と呼んだそうです。

本来は仏教用語が発展した言葉だそうです。

玄は悟りを開く事を、関は入口の事を意味し、総じて仏門へ入る者が最初に通る入口を玄関と呼ぶようになったのではと思われます。

私たちは、毎日真理の門を行き来している、というわけですね。

ありがたいことです。

二六年 皐月 正壽寺 宏香

入口の門番 金剛力士像

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