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執筆者の写真お寺暮らしのひろか

菩提樹


ある日、ひとりの修行者が菩提樹の下で東を向いて坐りました。

彼は長年の苦行に疑問を感じ、この木の下で坐禅を始めたのです。

それから7日後に見事悟りを開いたのがブッダでした。

聖樹として大切にされているインド菩提樹は、先が垂れ下がった特徴的な葉形をしているのですぐにそれとわかります。

日本では、冬の気候に適応できずに枯れてしまいますので、主に中国原産のシナノキ科の植物を菩提樹と呼び育てています。

この夏~秋、自坊の門脇では、インド菩提樹が皆さんの参禅を歓迎しております。どうぞご覧になってくださいね。

二六年 葉月 正壽寺 宏香

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