お寺暮らしのひろか3月30日1 分自らも愛すべし 自らも敬うべし道元禅師が記した修証義にある一文です 私たちはそれぞれが唯一無二の命を授かっていまここにいます この命を正しい行いで磨き、自分という存在を敬愛してゆきたいものですね 唯我独尊というお釈迦さま誕生時の言葉を思い浮かべました 令和六年 四月 お寺暮らし画帖 正壽寺 ひろか 合掌...
お寺暮らしのひろか2月28日1 分供物(そなえもの・くもつ)頂き物をしたら最初にお仏壇へ「どうぞ」とお供えをして、お下げする際は「いただきます」とご挨拶をします このお下がりには仏さまの功徳もついてくるそうですよ。そういえばお経も読むではなく「あげる」と言いますね 上げるからお下がりをいただける、仏さまだけに限らず人間関係にも共通す...
お寺暮らしのひろか1月30日1 分放下着(ほうげじゃく)嫁いですぐの頃、下着を放つとはどういう事だろうかと悩んだことが恥ずかしくも恥ずかしい思い出ですがもちろん読み間違いで、執着(とらわれる心)を放下(投げ下ろす)する、と説かれているそうです。 私たちが生まれながらに授かった身心のうち、頭髪は美の象徴として大切に扱われてきました...
お寺暮らしのひろか2023年12月30日1 分普賢菩薩(ふげんぼさつ)オン・サンマヤ・サトバン 梵名のサマンタバトラには、普く(あまねく)賢い(かしこい)という意があるため普賢菩薩と訳されたのでしょう。 仏さまの慈悲の極みを表しており、どんな場所でもわたしたちを救ってくださるそうです。 東海地方では三重県多気町の普賢寺さまなどでお参りできるそ...