清浄(しょうじょう)
- お寺暮らしのひろか
- 5月31日
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精進の語源はサンスクリット語のvirya(ヴィーリヤ)で、勇敢さや勇者であることという意味があるそうです。
「清浄(しょうじょう)」とは、仏教で「けがれのない、清らかな心や世界」のことを示しています。
たとえば、怒りや欲望で心がにごってしまう(雑汚/ぞうせん)と、本来の清らかさが見えにくくなります。でも、そうなってしまったら、静かに自分と向き合ったり、人にやさしくすることでまた少しずつ清らかさを取り戻せます。
こんな風に、日々の暮らしの中で誰もが育てていける仏さまの心が、清浄なのです。
令和七年 六月 お寺暮らし画帖 正壽寺 ひろか 合掌
仏教を表す五色では 白 で表現されています
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