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払子(ほっす)


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禅宗の法要で住職が手にする、ふさふさで長い毛のついた「払子(ほっす)」は、もともとインドで虫を殺さぬよう追い払うために使われていた道具で、お釈迦さまの慈悲の心を体現するものでした。やがて中国から日本へと伝わり、悪障や災いを払い、場を清める法具として受け継がれました。

法要の際に右へ左へ前へと払子を振る所作には、目に見えぬ邪気を祓うという深い意味が込められているんですね。


令和七年 八月 お寺暮らし画帖 正壽寺 ひろか 合掌


 
 
 

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